ピュアセレクト、30周年で「ふわあま」を投入 素材志向と市場対応の軌跡

味の素の「ピュアセレクト マヨネーズ」は素材の鮮度を軸に展開してきたブランドです。30周年を節目に、酸味・塩味を抑えた新製品「ピュアセレクト マヨネーズ ふわあま」を発表しました。既存の素材価値を継承しつつ、新たな嗜好層の取り込みを目指します。
発表と新製品の概要
MarkeZineの取材に応じた味の素の「ピュアセレクト」ブランド担当は、ブランドの30周年に合わせて新味「ピュアセレクト マヨネーズ ふわあま」を発表しました。記事では本品を秋冬の新製品として、酸味と塩味を抑えた「ふんわりやさしい味わい」として位置づけています。
記事内の表記によれば、新製品の発売日は2026年8月22日で、従来の味を苦手とする層や飽きを感じる層にも受け入れられることを狙いとしていると説明されています。
素材志向とこれまでの展開
「ピュアセレクト」シリーズは発売当初から素材の鮮度にこだわりを置いており、記事では「とれて3日以内の国産新鮮卵(ピュアセレクトエッグ)」を主に使用してきたことが明記されています。卵・酢・油という原材料の品質を重視する姿勢が一貫して示されています。
ブランドの歴史としては、健康配慮を反映した派生商品を投入してきたことも触れられています。記事には2004年にコレステロール対応商品、2007年にカロリー配慮商品を投入したことが記載され、近年は投資を強化してブランドイメージと事業構造の強化を図ってきたとされています。
市場環境の変化と今後の狙い
記事は過去20年の市場環境について、油や卵に関する健康面のネガティブイメージが消費を抑制した時期があった一方、油の価値見直しや糖質への関心、使用用途の拡大により市場が回復・拡大したと整理しています。こうした環境変化を踏まえ、同社はブランドへの投資を見直してきたと述べられています。
30周年の新製品は、既存の素材価値を継承しながら嗜好の異なる層へ訴求する試みと位置づけられます。記事中に具体的な販促施策の詳細は記載されておらず、今後のコミュニケーションや実績は追って確認が必要です。