AION2が目指す“自由な遊び方”──開発が示す差別化ポイント

NCのPC向けMMORPG『AION2』は9月配信予定。Unreal Engine 5を最適化して多人数同時参加を想定し、全スキルを後判定にする戦闘や、基本無料で利便性を有償提供する課金方針、幅広いコンテンツ群を掲げます。
配信時期と課金方針
NCはPC向けクロスワールドMMORPG『AION2』を9月に配信予定としています。基本プレイは無料で、ゲーム内の利便性を高めるメンバーシップを有償で提供するモデルを採ります。メンバーシップはプレイ時間の短縮や遠隔倉庫など利便性目的で、キャラクターの強さに直結するアイテムは販売せず、ガチャも導入しないと開発陣は説明しています。開発側はメンバーシップの目安をUSドル換算で15ドル程度としています。
技術最適化と操作性
ビジュアル基盤にはUnreal Engine 5を採用しつつ“そのまま使わない”最適化を重ね、多人数同時参加時の安定動作を目指しているといいます。開発陣は特定状況で2,000対2,000、合計4,000人規模でも快適に動作する水準まで到達したと述べ、古い世代のGPUであるGTX1050クラスでも動作するよう最適化しているとしています。
操作面では全スキルを“後判定”にする設計を採り、回避や防御を能動的に行える余地を広げている点を強調します。ターゲティングはクロスヘア照準を基本とするAION2モードを用意し、従来のロックオン操作に近いモードも併存させて好みに応じた操作選択を可能にしています。
豊富なコンテンツと運営方針
開発陣はPvP、PvE、ミニゲーム、ペット収集、キャラクタークリエイションなどを等しくメインコンテンツとして設計しており、韓国・台湾の先行サービスでは“コンテンツが多すぎる”との声が上がるほどのボリュームだったとしています。飛行を活用する戦闘や、大規模PvPエリア『アビス』など、プレイスタイルに応じて選べる構成です。
運営面では週間プレイ回数制限の撤廃など“取り残される感”を減らす方針を掲げ、地域ごとの言語・法規対応を行いつつ基本設計は大きく変えないと説明しています。
編集短評
『AION2』は技術面の最適化と操作性の刷新、幅広いコンテンツの同居を志向するタイトルです。課金は利便性と見た目に集中させ、競技性に直結する課金を避ける方針が明確であるため、配信後は地域ごとの受け入れやメンバーシップの価格設計が普及の鍵になりそうです。