RazerがSeiren V3 Chroma 32-Bit DSPを発表 USB接続でAIノイズ低減搭載

RazerがSeiren V3 Chroma 32-Bit DSPを発表 USB接続でAIノイズ低減搭載

Razerは2026年7月22日、USB接続の配信者向けマイク「Seiren V3 Chroma 32-Bit DSP」を発表した。直販価格は税込2万1180円。Seiren V3 Chromaの基本設計を踏襲しつつ、オンボードDSPによるAIノイズ低減や自動イコライザなどを搭載し、外部機器を使わずに音声処理が行える点が特徴だ。

製品概要、価格と接続仕様

Razerは2026年7月22日に配信者向けUSBマイク「Seiren V3 Chroma 32-Bit DSP」を発表した。Razer直販サイトでの税込価格は2万1180円と報じられており、カラーバリエーションはQuartz、ブラック、ホワイトの3色が用意されている。

PCとの接続はUSB Type-Cのみで、アナログのライン入力やXLRといった外部アナログ接続端子は備えていない。外観や操作性は2024年発売のSeiren V3 Chromaの設計を受け継ぎ、LEDイルミネーションや上部のミュートボタン、スーパーカーディオイド指向の16mmコンデンサカプセルを採用している。

オンボードDSPと音声処理機能

本機の最大の特徴はマイク本体に搭載されたDSPによる音声処理機能だ。AI処理によるノイズ低減をはじめ、自動イコライザ、コンプレッサ、リミッターなどの機能をマイク単体で利用できる点をメーカーが強調している。

報道では米ドル換算でおよそ120〜130米ドル相当の価格帯とされ、手頃な価格で上位モデル由来の音声処理を導入できる点がセールスポイントとして紹介されている。複雑な外部機器や詳細なソフト設定なしに音質改善を図れることを意図した製品だ。

性能改善点と上位モデルとの差異

マイクカプセル自体も見直されており、同社の説明では最大音圧レベルが従来の110dBから120dBへ、信号対雑音比(S/N比)が96dBから112dBへ向上しているとしている。これにより収音耐性やノイズ特性が改善されている点が打ち出されている。

一方で、Seiren V3 Proが備えるダイナミック型カプセルやXLR接続、32bitフロート録音といったプロ向け仕様には対応していない。総じて本製品はSeiren V3 Chromaの使い勝手を継承しつつ、オンボードDSPで音声処理機能を強化した中級クラスのUSBマイクという位置づけになる。詳細はRazerの製品情報ページを参照することが推奨される。