Metaがティーン保護を強化――Instagram/Facebook/Messengerに13+設定とAI年齢推定を導入

MetaはInstagram・Facebook・Messengerのティーン向け保護を強化すると発表しました。映画レートを参考にした「13+」デフォルト設定の世界展開、テキストとビジュアルを組み合わせたAI年齢推定、自傷・自殺関連の繰り返し検索を検知した際の保護者通知、Family Centerでの管理強化などが含まれます。
発表の要点と目的
Metaは2026年6月17日の発表で、Instagram、Facebook、Messengerのティーンアカウント向けに保護機能を順次強化すると説明しました。目的は、若年ユーザーが年齢に応じた体験をデフォルトで受けられるようにすることで、表示内容の制限や検出技術の高度化、保護者向けの可視化を組み合わせる点にあります。
13+設定とAIによる年齢推定の強化
新たな「13+」デフォルト設定は映画の年齢指定を参考にし、FeedやReels上でティーンに不適切とされる投稿を隠すなど表示と交流を制限する仕組みです。Messengerでは不適切なFacebookコンテンツへのリンク閲覧や、問題とされるアカウントとのチャット制限が含まれます。
併せて、AIを用いた年齢推定を拡張します。プロフィール全体の文脈的シグナル(投稿・コメント・自己紹介など)を評価する手法に加え、ビジュアル分析を導入し、テキストだけで判断しにくい年齢の手がかりを補います。同社はこれは顔認識ではなく年齢の目安を推定する技術であると説明しています。適用範囲はReels、Live、Groupsなどへ拡大されます。
保護者向け通知とFamily Centerの強化
保護者向け機能として、Instagramは短期間に自傷や自殺に関連する語句を繰り返し検索した場合に、監督を設定した保護者へ通知を送る仕組みを導入しています。この通知機能はEU、ブラジル、インドでの展開が示されています。
またFamily Centerを通じて、監督中のティーンの体験を一か所で管理できるようにする機能強化も発表され、将来的にはアプリ横断での利用時間の集計などが提供される予定です。保護者向け監督の設定は案内された専用ページで行えます。


